今日はこのカウンターの組み立てと色塗りをしましょう。同じ要領で塗れば玄関ドアもアレンジできますよ。
完成したカウンターはこちらです。
長年使い込んだような深みのある色合いになりました。
今日使う道具
では、はじめます。
カウンターを組み立てる
元になるパーツです。
組み立てていきましょう。
ボンドがはみ出ると後で色が付きにくくなるので
なるべくはみ出ないようにつけていきます。
このまま色を塗ってもいいのですが、もう少し深みが欲しいのでここで木目を彫ってみたいと思います。
木目を彫る
カッターで細かく線を描くように彫ります。
彫るというか傷をつけるイメージで、一方向に線を入れます。
この面は中の3つの長方形の中のみを掘りました。
ところどころはみ出していても大丈夫です。
彫りすぎた時はサンドペーパーで擦れば薄くなります。
多少の失敗キズも使い込まれた感が出てよろしいので気にせず進めます。
天板は物を置いたり手をついたりするであろう場所を重点的に傷を入れて
引き出しは取手の周りをサンドペーパーでこすりました。
色を塗る
色を塗ります。全体に塗りたい色より少し濃いめの色を木目に塗り込み乾く前にウエスやティッシュで拭き取ります。
そうすると彫ったところに濃い色が染み込んで木目が引き立ちます。
ここで様子を見て良さそうであれはそのまま全体に色を塗ります。全体に塗る時は最初に塗った色より薄めの色の方が奥行きが出ます。
木目が足りなければまた同じやり方で彫って濃いめの色を塗り拭き取り、全体を塗ってください。
天板や取手は使用感を出すのに色を塗った後
サンドペーパーで少し削ってもいいです。
ニスを塗る
絵の具が乾いたらニスを塗って仕上げます。
ニスが乾いたら引き出しの取手を接着して完成です。
玄関のドアもアレンジしよう
同じように木の質感が欲しくてこの玄関ドアも彫りました。
やり方はカウンターの時と同じです。
木目は板の方向を意識しながら彫ります。
色を塗る際に濃いめの茶色を先に塗り上から黄みがある茶色で木目に沿って塗りました。
色が付きにくい素材なので何度も重ね塗りしています。
近くで見ると木目ではなく ただの傷みたいですね・・・
地面に近いところは雨が当たったり玄関に入る際に足が当たってしまったりして痛みやすいかなと思いドアや柱の下の方をくすんだ色に塗りました。
以上が『木目を彫ると深みが出るよ♪』でした。
ミニチュアハウスの家具作りに
どなたかのお役に立てれば幸いです。