ちひさき鳥日記

低山を登っています。山と野鳥について発信しています♪

鈴鹿セブンマウンテン・藤原岳

3月下旬に鈴鹿セブンマウンテンのうちの一座『藤原岳 』に登ってきました。コースは大貝戸ルートを往復しました。

 

藤原岳の基本情報

標高 :  1140m 
場所    三重県いなべ市 滋賀県東近江市
コース数     山頂まで3コース(大貝戸ルート・聖宝寺ルート・孫田尾根登山道)
駐車場      有り(孫太尾根登山口、大貝戸登山口 )
お手洗い    有り (孫太尾根登山口、大貝戸登山口、藤原山荘 )
公式ページ   藤原岳|いなべ市公式ウェブサイト

鈴鹿セブンマウンテン・花の百名山に選ばれています。

   

この日は休日ということもあり朝8時30分に大貝戸パーキング(25台収容)に到着しましたがすでに満車、歩いて5分ほどの西藤原小学校前の有料駐車場(一日300円)を利用しました。準備を終えて出発する9時頃にはここもほぼ満車になっていました。福寿草の咲く季節に行く時は早めの到着をお勧めします。


お天気は晴れ時々曇り 風速2〜3m
登山口は神武神社の鳥居をくぐってスタートです。神社で参拝しゆっくりスタートです。

登山者が多い季節ですのでペースの違いから2〜3合目あたりで所々渋滞がありました。4合目のベンチ代わりの丸太と広場があるところからだんだんと差が広がってその後は混むことはありませんでした。

8合目までは植樹林や落葉樹の森の中のコースをひたすら歩きます。

8合目を過ぎると一気に景色がひらけてきます。


この辺りから山頂付近まで福寿草がたくさん咲いています。

 

あちらこちらに新芽も見られ、振り返れば景色も良くあっという間に藤原山荘に到着です。
 

藤原山荘は頂上手前にある無人小屋で、泊まることもできるようです。すぐ横にはバイオトイレもあります。
もしもここに泊まったら夜は満天の星空が広がっていて早朝には朝日が見られて小鳥たちもたくさんやってくるのかな〜と、小屋泊にも興味が湧いてきます。

 

登り始めて2時間半、この辺りが休憩するポイントらしいのでお弁当を食べます。
一休みしたら正面に見えている頂上を目指します。

来る前にネットで見た藤原岳は一面に緑が広がっていましたが3月ではまだ草木は茶色で地面に薄っすら緑がある程度です。

 

山頂までの途中で猿さんを見つけました。そういえば登山道に茶色い毛の束が落ちていました。あれはお猿さんの毛だったみたいですね。

お猿さんもこちらを見ています。

15分ほどで山頂に到着しました。藤原岳石灰岩でできたカルスト地形でドリーネ(雨水などで侵食された窪地)も見られると読みました。あたりを見回してドリーネらしきものを撮りました。

窪んでる所がドリーネかな?

藤原岳で出会った野鳥


頂上付近では猛禽が飛んでいました。藤原岳は過去にイヌワシが生息していたそうです。もしかして!?と期待していましたがおそらく違います。トビだと思いますが小さ過ぎて何かわかりません。

 

 

こちらはトリミングした荒い画像で確認したところお腹に帯もあるしノスリのようでした。

この猛禽を撮るときにAFの心配ばかりしてズームし忘れてしまいまして、なんのために望遠ズームレンズにしたのかと残念な気持ちです。買ったばかりなので仕方ないです、早くこのカメラに慣れなければ。

 

出会った野鳥たち

 

藤原岳・初心者お勧めのコース

藤原岳 大貝戸コース

標高    1140m
距離 
8.2km
所要時間 6時間50分(休憩1時間を含む)
服装 防寒服 登山靴 グローブ 
 トレッキングポールがあると良い
レベル ☆☆・・・ 星2個  

 

 

入道ヶ岳と藤原岳

3月上旬に同じく鈴鹿セブンマウンテンの一つ『入道ヶ岳』に登りました。
コースは登りは北尾根ルート、帰りは井戸谷ルートです。

鈴鹿セブンマウンテン中で初心者向けとお勧めされているのが入道ヶ岳で藤原岳は初級〜中級と書かれていますが私の感覚では入道ヶ岳の方がかなりハード。遠足気分で行ったらかなり疲労して頂上手前のピークで折り返して帰ろうかと思いました。

標高差が入道ヶ岳は780m、藤原岳は1079m、歩いた距離も藤原岳の方が長いものの藤原岳ではそんなに疲れる感覚が無く体調や天気のせいか身体が軽く感じました。

 

 

藤原岳の標高は1140mで初めての1000m越えでしたが装備も整ってきたので初心者の私でも登れました。トレッキングポールがかなり役立ちました。

 

 

そろそろ熊さんもお目覚めでしょう。高音の澄んだ音で熊避けしています。

 以上が鈴鹿「セブンマウンテン・藤原岳」でした。