ノビタキ(雄)の夏羽を見て来ました。
ノビタキは夏の間、本州中部以北の高原や北海道の草原などで過ごし冬は南方へ渡ります。
私の住む地方には9月下旬から冬羽になったノビタキが通過して行きます。
よく行く川やススキが生い茂った森の中、田畑でも観察できます。
これまで換羽中の茶色い冬羽でしか見たことがなかったノビタキの夏羽を撮影して来ました。
ノビタキ 雄(左)夏羽(右)冬羽
翼の白斑以外大きく違う羽色です。
正面
子育てを頑張ったからなのか、
直前に雨が降っていたから水浴びでもしたからなのか
お腹の羽毛が乱れています。
9月下旬には冬羽になっているのでまもなく衣替えですね。
後ろ姿
ノビタキがとまっているのはノリウツギ(糊空木)の花。
ノリウツギはアジサイの仲間で庭木にもあるそうです。夏の暑い時期に爽やかな花が見られる育ててみたい花の一つです。
湿原ではノビタキが虫を追って飛び回ります。
虫を見つけたら狙いを定めて飛び出します。
嘴を開けて飛び立ちます。
ノビタキはフライキャッチもできるらしいのですが私が見ていた時は地面に降りてアオムシなどを捕まえていました。
ノビタキ(幼鳥)
幼鳥もいました。よく鳴く元気な子です。
頭からお腹まで淡い縞模様が入っています。大きさは成鳥と同じくらいで雄の親鳥と一緒に行動していました。
今回湿原まで行ったのに雌の写真が撮れなかったので来年また撮りに行かないと♪
雌に出会えなかったのは残念でしたが一年後の楽しみができました。
近いところでは来月下旬にはノビタキがやって来ます。
今から楽しみです♪
昨年は雨の中での撮影でした。
参考
♪鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670 第4版
新版 鳥 恐竜の子孫たち(小学館の図鑑 NEO)
識別はこちらの2冊を参考にしています。
識別のポイントが写真付きで細かく紹介されているためとてもわかりやすくオススメです。