キビタキ幼鳥
見た目は幼鳥ですが体の大きさは親鳥とかわりません。
ピ〜と鳴いて親鳥に食べ物を要求しています。まだら模様が可愛らしいです。
キビタキ幼鳥 の特徴
上の画像の子と同じ個体です。
キビタキはオスメス共に子育てをします。巣立ってからも雄は餌となる虫に見立てた?羽をくわえて幼鳥を誘導していました。
雌は蛾を咥えて誘導しています。
オオルリ幼鳥
左が幼鳥で右が母鳥です。
オオルリもまたオスメス共に子育てをします。
給餌をしたり誘導したり親鳥は忙しそうです。
この縄張りのオオルリは二羽の幼鳥を育てていました。
オオルリ幼鳥(雌)
オオルリ幼鳥(雄)
オオルリ幼鳥の特徴
・嘴がキビタキよりやや太く 長めで先の方にカーブがある
こういった特徴でオオルリの可能性が高くなります。幼鳥でも巣立ったばかりは体に対して嘴も大きく違いが全く分かりません。何度か通って親鳥と一緒にいるのを確認するかその辺りの縄張りを観察して判断するのが良さそうです。
確実にオオルリの幼鳥である半分青い子の画像と比べるのも手掛かりになりそうです。
1ヶ月後の様子シルエットが成鳥になっています。
さらに1ヶ月後、この日を最後に見られなくなったのできっとこの頃に南方に出発したんだと思います。
同じヒタキ科のコサメビタキ 幼鳥
コサメビタキは頭から背中にかけてまだら模様でお腹が白っぽいのが特徴です。
以上がキビタキとオオルリの幼鳥まとめでした。
雛〜幼鳥はよく似ているのである程度大きくなり嘴に特徴が見られるようになると見分けがつきそうです。確実なのは親鳥を見つけることですね。
この記事が何かの手がかりになれば嬉しいです。
みなさまのバードウォッチングが楽しい時間になりますように♪
キビタキの雌とオオルリの雌の見分け方はこちらで書いています。
参考
新版 鳥 恐竜の子孫たち(小学館の図鑑 NEO)♪鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670 第4版
図柄が大きくて見やすいので最初に買った図鑑です。子供向けながら大人でも見て読んで楽しめます。
ホオジロの識別のために購入しました。野鳥観察に慣れてきたらこの図鑑を読むとさらに深く楽しめます。