この記事は旅鳥のエゾビタキと夏鳥のコサメビタキについて書いています。
エゾビタキ
縞模様が可愛いエゾビタキ。
大きさは全長約15㎝でスズメほどの大きさです。
旅鳥であるエゾビタキは夏はシベリア南部あたりで繁殖し、秋になると越冬地のフィリピンやニューギニアに渡ります。この地方には秋の渡りの時期9月下旬から10月上旬に通過していきます。
主な食べ物は昆虫や木の実で、私が観察している時はほぼ昆虫を食べていました。
群れというわけではないですが、コサメビタキやキビタキ、ヤマガラやシジュウカラと同じ場所で採食し同じようなコースで木々の間を飛んでいました。
エゾビタキの雄雌は同色です。
コサメビタキ
大きさはスズメより小さく約13㎝ほど。
コサメビタキ幼鳥
まだら模様が残る幼鳥、お腹は白くなっています。
コサメビタキ・ エゾビタキ 比較画像
左がコサメビタキ、右がエゾビタキです。
コサメビタキはお腹が白いのでわかりやすいですね。
ですがコサメビタキでも模様の入った個体がいます。
サメビタキかと思いましたが嘴が長くコサメビタキです。おそらく第一回夏羽です。
エゾビタキ
エゾビタキは縞模様が縦にはっきりしています。
キビタキ(雌)
キビタキにもお腹に模様がありますが薄くまだらです。
参考
新版 鳥 恐竜の子孫たち(小学館の図鑑 NEO)♪鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670 第4版