この記事ではキビタキとオオルリの雌の見分け方と見つけ方について書いています。
オオルリ(雌)の特徴
5月ごろになるとつがいになっている可能性もあります。雄を先に見つけてその近くで雌が出てきてくれるのを待つという方法もあります。
ここからはそれぞれの雄とよく出会う場所などを見ていきます。
キビタキの見つけ方
キビタキ(雄)
美しい黄色が特徴ですが個体によって範囲や濃さに違いがあります。
若い雄の場合、頭や翼に灰色が混じっていることがあります。
キビタキ(雌)
雄の後を追うように一緒にいました。背中はオリーブグリーンで首からお腹にかけて薄くまだら模様があります。この画像ではお腹のまだら模様が濃いめに映りましたが白っぽくてほとんど目立たない子もいます。オオルリに比べて嘴がやや短く丸みがあります。
よく出会う場所
キビタキの雄は何と言ってもさえずりがよく響きます。雌への求愛や縄張りの主張のため見つけやすい枝に止まって大きくさえずっているので少しずつ近づいて探します。
雌は雄の近くの木の陰にいることがあります。低い場所にもいる可能性があるのでゆっくりと近づいてみてください。
雌は雄の近くの木の陰にいることがあります。低い場所にもいる可能性があるのでゆっくりと近づいてみてください。
オオルリの見つけ方
オオルリ(雄)
オオルリの成鳥(雄)は濃いブルーに腹部は真っ白な美しい羽色をしています。全体が青くなるまでは2〜3年かかります。鮮やかなブルーで目立ちそうなのに森の中の木陰に入ると意外と馴染んで見つけづらい色なんですよね。大きさはキビタキより一回り大きな印象です。
オオルリ(雌)
この雌は子育て中で雄が雛をお世話している側でひと休みしていました。
オオルリ雌は頭から尾羽まで背面が濃淡のない茶褐色です。木にとまる時は重心が真ん中でキビタキに比べると縦型にとまります。
よく出会う場所
斜面になっているところを好み雄はそこの目立つ木に止まり囀ります。
林の中の少しひらけた場所でフライキャッチをして採食しています。子育て中はヒヨドリや他の鳥が多い場でよく出会いました。
林の中の少しひらけた場所でフライキャッチをして採食しています。子育て中はヒヨドリや他の鳥が多い場でよく出会いました。
また9月ごろになると今の場所にも慣れてきて警戒心も減ってきます。10月中旬には南へ行ってしまうのでその期間が見つけやすいです。