ちひさき鳥日記

低山を登っています。山と野鳥について発信しています♪

サンショウクイとリュウキュウサンショウクイ の見分け方

夏鳥であるサンショウクイと冬に出会ったリュウキュウサンショウクイ、姿形はよく似ていますが生態は少し違うようです。
この記事ではそれぞれの違いと見分け方について書いています。

 

 

 



サンショウクイ (左) ・リュウキュウサンショウクイ(右)比較画像(横から)

サンショウクイ          

  • おでこの白い部分が広い
  • 腹部が真っ白
  • アイリングなし

リュウキュウサンショウクイ 

  • おでこの白い部分が狭い 前髪パッツン
  • 腹部はグレー
  • アイリングというか上下に白いアイラインがある     
 

サンショウクイ (左) ・リュウキュウサンショウクイ(右)比較画像 (後ろから)

光の当たり方にもよりますがサンショウクイは背中のグレーが薄く、
リュウキュウサンショウクイ の方が濃く見えます。

 

この他に鳴き声でも識別できます。リュウキュウサンショウクイの方が抑揚がなく低めに聞こえます。
また夏に見たサンショウクイは数羽で群れて飛んでいましたが、冬に見たリュウキュウサンショウクイは一羽だけでエナガやカラ類の群れの中にいました。

どちらも食べ物は昆虫で大きさや飛び方などもよく似ています。

 

ではそれぞれの特徴を見ていきましょう。

 

 

サンショウクイ


スズメ目サンショウクイ 全長約20㎝ 区分 : 夏鳥   <生息地> 森林

主な食べ物 : 昆虫 (鳴き声)ヒリリンヒリリン〜


冬の間は東南アジアで過ごし、春頃に本州から九州へ渡ってくる夏鳥です。東海地方では5月ごろから見られるようになります。
高い枝にとまっていたり、波型に鳴きながら飛んでいる姿をよく見ます。主に昆虫食で蜘蛛などを食べているようです。画像で見るとセキレイに似ていますが尾羽を振りながら歩くことはなく木に止まる時も縦型です。

 

 

*蜘蛛の巣に何度もダイブするサンショウクイ

 

 

 

 
 

リュウキュウサンショウクイ

(スズメ目サンショウクイ 科) 全長約20㎝  区分 : 留鳥 <生息地> 森林

主な食べ物 : 昆虫 (鳴き声)ヒリリンヒリリン〜低めで抑揚なし

 
リュウキュウサンショウクイはもともとは沖縄県や九州南部のみに生息していたそうです。それが1990年代以降 九州、四国と北上してゆき近年では関東まで来て越冬しているそうです。冬の間も小さな芋虫や蜘蛛を食べていました。
 

枝に付いた小さな虫を捉えています。

 



リュウキュウサンショウクイの雌(左)雄(右)

雌と雄の違いは頭の色の濃さで判別できます。メスはグレーでオスは黒です。

 

 

以上が二種の違いでした。

一番大きな違いは渡りをする夏鳥留鳥かという点ですね。
みなさまの識別の参考になれば幸いです。

 

 

 

こちらの記事ではリュウキュウサンショウクイの採食の様子を撮影しています。

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参考
新版 鳥 恐竜の子孫たち(小学館の図鑑 NEO)

♪鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670 第4版

 

 

 

 

 

野鳥の識別にはこの2冊とBIRDER(バーダー)参考にしています。